日本では、2020年の東京オリンピクに於ける経済効果が期待されています。
しかしノアコイン[NOAHCOIN]誕生の地フィリピンにはほとんどの人々が無関心ですが、実は東京オリンピックなど比較にならないほど、経済が活性化してきているのです。
世界の大手格付け会社が、その経済力の強さを高く評価しており、各国の投資家が今最も注目しているのがフィリピンなのです。
では早速フィリピンの知られざる実状と、今後の可能性についてご説明いたします。
誤解されているフィリピンの実状
注目の理由はフィリピンの首都マニラに於いて大規模な都市開発が現在進行中ということ。
それを聞いても、きっとピンとこない人も多いと思います。
ですが…ほとんどの日本人がフィリピンを誤解しています。
フィリピンのことを「治安が悪い」「貧困」「汚い」などのイメージを未だに持っている人が多いのです。
日本人のことを「サムライ」「ハラキリ」「ちょんまげ」とか言っている外国人がいたらどうでしょう?
笑っちゃいますよね。
それと全く同じことなのです。
「いったいいつのことを言ってるの?」ってカンジです。
確かにフィリピンにもそのような地域は存在していますが、大抵どこの国にもそのようなエリアはあるものです。
東京にも銀座、青山のように治安が良い場所もあれば、一方新宿・歌舞伎町の裏通りとかに行けば良くないといえます。
フィリピンが世界から注目される理由
2010年から10年間のGDPの成長率が年平均9.2%もあります。
それを聞いても尺度がいまいち分からないかもしれませんね。
では日本はというと1%もありません。
今の日本は海外から「滅びゆく国」と思われているそうです。
平和ボケしている日本人は、まだまだそのことに気付いていない人が大半を占めています。
日本がフィリピンに抜かれるのはもはや時間の問題なのです。
フィリピンの平均年齢
フィリピンの成長率を支える要素のひとつに平均年齢の低さがあげられます。
2016年の調査ではフィリピンの平均年齢は23歳です。
日本の44.9歳と大きな開きがあります。
若い世代の人口が多いのには理由があり、フィリピンの宗教がキリスト教であることが関係しています。
もし妊娠した場合は必ず子供を生まなくてはならないのです。
なぜならキリスト教理から、フィリピンでは人工中絶が法律で禁じられているからです。
年齢が若いということは、それだけ活発な消費活動と大きな労働力の基盤ができます。
国自体活発になりますし、経済が成長しないわけがないのです。
さらに首都マニラの人口密度は東京の3倍といわれています。
人口が多いということは単純に消費活動が活発になるので、それだけ経済が活発になります。
フィリピンは英語が公用語
フィリピンのGDP成長率、年9.2%の背景として平均年齢の低さに加えて、公用語が英語という要素があげられます。
フィリピンの公用語はタガログ語と英語です。
つまり誰でもフィリピンで教育を受けた人は流暢な英語を話します。
それもきれいなアメリカンイングリッシュです。
ですから、欧米圏の主要有名企業のコールセンターなど、アウトソーシングの仕事が大量に入り込みます。
まだまだ物価が安いフィリピンでは、平均月収が45,000円程度。
そうなれば、欧米の企業は自国の高い賃金で人を雇うよりはるかに好都合の条件で済んでしまいます。
この手のアウトソーシングはアジアの中でもダントツで、フィリピンのGDPの20%を占めています。
またフィリピン最大の輸出産業であるのがOFW(Overseas Filipino Workers)。
海外に出稼ぎに出ているフィリピン人は約1,000万人にも上り、各家庭に最低1人はいるといわれています。
これには政府が後押ししている背景があるのです。
本国に送金する額も年間3兆円を超え、GDPの10%を占めます。
ただし、フィリピンにはまだまだ約70%もの銀行口座を持っていない人々がいます。
そうなると多くは送金代行サービス[ウエスタンユニオンなど]を利用することになり、送金にかかる手数料は3,500億円にも達します。
ですから封筒などに現金を入れて、本国に荷物などを送る際に忍ばせたりもしているのです。
それを含めたら、総額はいったい幾らになるか誰にも分りません。
ノアコイン[NOAHCOIN]の誕生は、この膨大な送金手数料を自国に還元するためということが最大の目的になっているです。
▶ 後半『【ノア・プロジェクト】急速に発展するフィリピンの首都マニラ』に続く…