仮想通貨と言えば「ビットコイン」と答えが返ってきそうですが…
2017年12月現在、第2位のEthereum(イーサリアム)は「スマートコントラクト」という画期的なシステムが備わっており、今後ますます伸びていきそうです。
特に最近は、ICO案件に参加するために使用されるトークンを購入する際に、主にEthereum(イーサリアム)が必要とされます。
購入したEthereum(イーサリアム)を、それまで取引所に保管しておくのは得策ではないので、ウォレットが必須となります。
Ethereum(イーサリアム)の保管には、最も使い易い「MyEtherWallet(マイイーサウォレット)」がおススメです。
では早速「MyEtherWallet」の登録、そして送金する方法を解説します。
スマホではできない「MyEtherWallet」の登録
「MyEtherWallet」の登録を試みてもスマホではファイルをダウンロードする際に、「Keystore ファイル(UTC/JSON)」が壊れてしまいますので、必ずPCで行うようにしてください。
「MyEtherWallet」の設定方法
まずは「MyEtherWallet」公式サイトにアクセスします。
「MyEtherWallet」を検索で探すとフィッシングサイトに出会ってしまうケースがよく報告されますので、上記リンクよりアクセスしてください。
まず初めに、上部ドロップダウン・メニューから「日本語」を選択します。
これで日本語表記になりました。
次に「パスワード」を設定しますが、9文字以上のパスワードを予め用意しておくと良いでしょう。
パスワードを入れ終わったら「お財布の作成」をクリックします。
上の画面になりましたら「ダウンロード Keystoreファイル(UTC / JSON)」をクリックします。
ダウンロードされた「Keystoreファイル」はどこかに保管しておいてください。
次に「理解できました。続けます」をクリックします。
「秘密鍵」は2つの方法で保存
上の画面になりましたら、ひとまず「秘密鍵」をコピペで、どこかに控えておいて「お財布情報を印刷」をクリックします。
ブラウザのタブが追加されてこのような画面が現れますが、これは画像としていざという時のために印刷しておくことをおススメします。
それが終わりましたら、「アドレスを保存してください→」をクリックします。
画面がこのように切り替わります。
次にログインしますが、方法は「Keystoreファイル」と「秘密鍵」2つあります。
結果は同様ですが「秘密鍵」の方が手っ取り早いので「Keystoreファイル」の方は割愛させていただきます。
では「秘密鍵」のラジオボタンをチェックして、秘密鍵を貼り付けます。
「アンロック」をクリックします。
するとこのような画面が、下に続きます。
「自分のアドレス」と「アカウントアドレス」が今後、今回登録した「MyEtherWallet」の受け取りアドレスになります。
また、「目のマーク」をクリックすると「秘密鍵」が現れます。
大切に保存しておいてください。
お疲れまさでした、これで「MyEtherWallet」の登録が完了しました。
「MyEtherWallet」からの送金方法
取引所から「MyEtherWallet」へ送金する場合は、前章最終部分でご案内した「受け取りアドレス」を取引所など送金元の「送金先」に挿入して送れば問題ありませんが、ここでは「MyEtherWallet」から他所に送金する場合の方法について解説します。
まずは「MyEtherWallet」にアクセスします。
上部メニューから「Ether/トークンの送出」をクリックし「秘密鍵」のラジオボタンをチェックします。
「秘密鍵」を挿入して「アンロック」をクリックすると上の画面になります。
「宛先アドレス」に送金先のアドレス、そして「送出数量」には送金したいEthereum(イーサリアム)の数量を記入します。
次に「トランザクション」をクリックします。
「ガスリミット」はデフォルトでは21000になっていますが、増やせばそれだけ速く送金が可能となります。ちなみに私は、先日早急に送金したかったので250000にしました。何れにしても送金料はそれほどかかりません。
画面が変わったら「トランザクションの送出」をクリックします。
このようなポップアップ画面が現れますので「はい、確かです。処理を実行します。」を押してください。
最下部にこのような表示が現れますので「Verify Transaction」をクリックします。
すると、ページが切り替わってこのような画面になります。
しばらく、動作中であることを知らせる表示が続きますが、赤枠で囲った箇所が「Saccess」に変化したら送金は完了です。
送金が実行されたか確認できなかったら
首尾よく送金手続きをしたはずなのに、ボタンをクリックしても反応がなかったりすることがたまに起きます。
そのような場合には、何度も同じボタンをクリックしたりせずに、トランザクション履歴のリンクをクリックしてみてください。
ページが切り替わって、赤枠で囲った部分に最後の履歴が確認できます。
しばらく待っても変化がないようでしたら、再度ログインして同様の工程を辿ってください。
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