仮想通貨を保持するために必要なウォレットも様々ありますが、セキュリティ面を考えるとやっぱりハードウォレットということになります。
中でも、ビットコイン、イーサリアムやリップルなど、いくつもの通貨を一つにまとめて保管できる「レジャーナノS」が人気ですね。
しかし、今までの「レジャーナノS」に代表されるレジャーウォレットは複数の通貨を保管するのに、別々のアプリで操作しなければならなかったのが、一つのアプリで全ての通貨を扱えるようになりました。
新しいアプリ「Ledger Live(レジャーライブ)」の登場です。
以前は、レジャーウォレット本体のバージョンアップや本体に新たな仮想通貨を追加するのにも「Ledger Manager」からインストールしなければなりませんでしたが、それらも全て「Ledger Live」一つで管理できてしまいますので、とても楽になりました。
ここでは「Ledger Live」のインストール方法、設定や使い方を丁寧に解説いたします。
「Ledger Nano S」公式日本正規代理店サイトはこちら
「Ledger Live」のインストール方法
まずは「Ledger Live」をインストールしましょう。
まずは上のリンクからアプリケーションファイルをダウンロードします。
またバージョンアップなど、本体に影響するものではないので、時間に余裕がある時で大丈夫です。
アプリケーションファイルの「Download now」をクリックします。
「Ledger Live」の設定の仕方
基本設定
Ledger Liveを開きましたら「Get started」をクリックします。
インストールが完了しましたら本体をPCに接続しておいてください。
すでに初期設定が終わっている本体なら、上のような画面になります。
① 新規でデバイスをセットアップする場合はここから
② 本体を復元する場合はここから
③ すでに初期設定が終わっている本体はここから
④ まだLedger本体を持っていない場合
今回は、すでに初期設定が終わっているデバイスを接続していますので③をクリックします。
※たとえ間違っても、誘導されますのでリラックスして行いましょう。
① 今回使用するデバイスは「Ledger Nano S」ですので、左を選択します。
※「Ledger Blue」の場合は右を選択します。
② 次に「Continue」をクリックします。
セキュリティーの確認事項が現れます。
1. 自分でPINコードを設定しましたか?
2. リカバリーフレーズ(シークレットキー24単語)はメモしましたか?
3. あなたのLedgerは正規品ですか?
問題がなければ「3」の「Check now」をクリックします。
画面が変わって一番下の「Allow Ledger on your device」の所の右にある回転矢印が回っていると思います。
接続中のLedger本体をチェックしてください。
「Allow Ledger manager?」という文字が表示されたら、本体右上のボタンを押してください。
「3」のところが「Your device is genuine」と表示されましたら、あなたのデバイスが正規品ということです。
右下にある「Continue」をクリックしてください。
パスワードの設定
次に現れる画面は、パスワードロックのオプションが出てきます。
ここで「Ledger Live」を使用する際のパスワードを登録します。
パスワードを忘れた場合は、Ledger Liveをリセットしてアカウントを再設定すればまた使えます。
Ledger Liveをリセットしても、資産には影響しません。
このようなことが書いてあります。
パスワードを設定したら、右下の「Continue」をクリックします。
上の画面になります。
一番下は「バグが発生した場合、修正するために自動的にLedgerにレポートを送る」という選択ができます。
送りたくなければオフでも構いません。
設定を確認しましたら、右下の「Continue」をクリックします。
さあ、これでデバイスの準備ができました。
と表示されますので「Open Ledger Live」をクリックします。
画面が切り替わって、注意書きが現れます。
仮想通貨はボラテリティが激しいですのでリスクを承知の上、自己責任で行ってください。
Ledgerは金融、税金、法的なアドバイスはしません。あなた自身で決定するか、専門家のアドバイスを受けてください。
このようなことが書いてあります。
確認されましたら「Got it」をクリックします。
アカウントをポートフォリオに登録
さて、ここで2つの選択肢「Open manager」「Add accounts」が現れます。
「Open manager」は今まで使用していたLedger本体に新しい仮想通貨銘柄を追加するか、またはアンインストールするためにあります。
特にその必要がない場合は「Add accounts」をクリックします。
ポートフォリオに追加する通貨の設定
「Add accounts」をクリックして上の画面になりましたら、ポートフォリオに追加したい仮想通貨を選択できるようになります。
今回は、リップルを追加してみます。
右側の矢印から出てくるドロップダウンメニューから「Ripple」を選択します。
次に「Continue」をクリックします。
画面が変わりましたら、Ledger本体をチェックしてみてください。
Ledger本体に「Ripple」が現れますので、左右両方のボタンを押します。
くるくる回っていた矢印が止まったら「Continue」をクリックします。
同期が終わりましたら、上の画面になります。
ここで「Ripple 1」という箇所に好きな名前をつけられますが、そのままでも問題はありません。
確認できましたら「Add account」をクリックします。
上の画面になりましたら「Ripple」が反映されました。
さらに他の通貨を追加する場合は「Add more」を…
このまま終了する場合は「Close」をクリックします。
さらに通貨を追加する場合とLedger本体に新しい通貨アプリを追加する場合
一度閉じてしまったけどさらに通貨を追加したい場合は、左側のメニュー「ACCOUNTS」の右側にある+マークをクリックしてください。
先ほどの画面が現れて、同じ要領で新しい通貨を追加できるようになります。
また、Ledger本体に新しい仮想通貨アプリを追加したいときは「Manager」から行えます。
「Manager」をクリックすると上の画面になります。
Ledger本体に新しい通貨アプリを追加したいときは「Install」、すでに入っている通貨を削除する場合はゴミ箱マークをクリックします。
いかがでしたか?
初めての作業で、多少戸惑うことがあったかもしれませんが、すぐに慣れると思います。
慣れてしまえば、過去のややこしい作業が整理されてとても簡単になることでしょう。
「Ledger Nano S」公式日本正規代理店サイトはこちら