今後も高騰が予想されるリップル(XRP)ですが、WEBウォレットに保管しておくことはなるべく避けたいものです。
盗まれるリスクはかなりの確率になってきています。特にビットコイン、イーサリアム、リップルは恰好のターゲットになっているのが実態です。
コインを狙うプロには、2段階認証などほぼ無意味だと理解しておいてください。
取引所のウォレットなどは問題外ですよ。
大切な財産を守るためにはハードウォレットの使用は必須です。
おすすめは「Ledger Nano S」
価格は15,800円です。
「Ledger Nano S」はリップル(XRP)以外にもさまざなコインを保管することができます。
Bitcoin
Bitcoin Cash
Dash
Dogecoin
Ethereum
Fido U2F
Komodo
Litecoin
Stratis
Zcash
Hello
Ripple
PoSW
▶︎【Ledger Nano S】⇄【Coincheck】リップルを送金する方法はこちら
「Ledger Nano S」公式日本正規代理店サイトはこちら
では早速、「Ledger Nano S」にリップル(XRP)を保管してみることにしましょう。
ざっくりと以下の様な手順で、だいたい30分程度の所要時間で済みます。
「Ledger Nano S」の初期設定
PCにウォレットアプリをインストール
リップル(XRP)を送金
※2017年6月の時点ではMacかWindows7以降の64ビット版しか対応していない様です。またブラウザはGoogle Chromeを使用しますのでインストールしておいてください。
「Ledger Nano S」の初期設定
「Ledger Nano S」をPCに繋ぐ
まずは「Ledger Nano S」をUSBケーブルでPCに接続します。
すると「Welcome」の文字が表示されます。
次に「Press both buttons to begin」の表示がされます。
指示どおりに2つのボタンを同時に押します。
すると色々な表示が出てきますが、要は“ボタン”の説明です。
本体の基本操作
上部左右に付いているボタンで操作します。
左右いずれかのボタンを押すと数字や項目が変わります。
両方同時に押すと「決定」。
では、両方のボタンを押して次に行きましょう。
「Configure as new device? (新しいデバイスとして設定しますか?)」と聞かれますので、右のボタンを押します。
PINコードを設定する
そうすると「PINコードの設定」に表示が変わります。
8桁のPINコードはあらかじめ、覚えやすい数字を用意しておくと良いです。
「Choose a PIN code (PINコードを選択)」が表示されたら、両方のボタンを同時に押します。
上の表示になりますので、まずは最初の数字を設定します。
左のボタンを押すと数字が下がって行き、右で数字が上がっていきます。
両方を同時に押すと決定です。
4つ目が完了すると上の様な表示になります。
PINコードを4つにする場合はここで両方のボタンを押しますが、8桁をオススメします。
その場合はそのまま続けていきます。
左右いずれかのボタンを押せば、チェックマークは消えて数字に変わります。
完了すると、「Confirm your PIN code (PINコードを確認する)」と表示されますので、ここでまた両方のボタンを押します。
※今後「Ledger Nano S」にアクセスする場合は、毎回PINコードが必要になりますので絶対に忘れない様に控えておいてください。
ここで、また最初と同じ表示が出ますので、同じ作業を繰り返します。
完了すると、上の表示に変わります。
「Write down your recovery phrase(リカバリーフレーズを書き留める)」
リカバリーフレーズを書き留める
では次の段階に進みましょう。
24個のリカバリーフレーズを書き留めます。
これは「Ledger Nano S」が故障するなどのトラブルに遭遇した時に、ウォレットを復元させるために必要な24個の英単語です。
決してPC上ではなく、紙などに書くなどして大切に保管しておいてください。
リカバリーフレーズを書き留めるために、一緒に入っていた用紙を使います。
リカバリーフレーズメモ用紙
両方のボタンを同時に押すと、1つ目のワードが表示されます。
メモしたら右のボタンを押して、どんどん進めていきます。
終わると「Confirm your recovery phrase (リカバリーフレーズを確認)」と表示されますので、ここで両方のボタンを同時に押します。
すると任意の番号のフレーズを聞いてきます。記録したメモを見て正しいワードが出てくるまで、左右のボタンを使ってスクロールして行ってください。
正しいフレーズが現れたら、両方のボタンを押して決定。
2つくらい答えると上の表示になります。
これで「Ledger Nano S」の初期設定は完了しました。
お疲れ様でした。まずはこれでひと安心です。
ウォレットアプリをインストール
次にアプリをインストールします。
【2018年7月10日加筆】
今までは、リップルは専用アプリをダウンロード、イーサリアムやビットコインはChromeアプリなど、通貨によって別々のウォレットアプリを使用していました。
2018年7月9日より、全ての種類の通貨がひとつのアプリで操作できるようになりました。
▶️ アプリのインストール方法、使い方はこちらをご参照ください。
※Ledger Liveはファームウェアとは関係ありませんし、セキュリティ上の急務があるわけではないので急いで使用することはありません。
以下の方法は2018年7月8日までのものですが、使用することは可能です。
↓ ↓ ↓ ↓
「Ledger Nano S」に「Ledger Manager」をインストール、続いてPCに「Ledger Wallet Ripple」をインストールします。
さてここでようやく「Google Chrome」が必須となりますので、もしPCに入っていなければインストールしてください。
「Ledger Manager」のインストール
「Ledger Nano S」に入っているのは「Bitcoin」「Ethereum」「Fido U2F」のみですのでリップル(XRP)の保管には「Ledger Manager」をインストールします。
▶ アプリインストールページ(Ledger Apps)はこちら
「Ledger Apps」ページに行ったら、まずは上の赤枠部分をクリックしてください。
ページが飛んで、右上に「GET THE APP」が現れますので、それをクリック。
自動的に下へスクロールしたら「INSTALL」をクリックします。
すると「Ledger Manager」がGoogleのアプリとして登録されます。
Google Chromeの左上を見ると、「アプリ」のメニューがありますので、それをクリックすると上の画面になります。
(筆者はバックグラウンドをカスタマイズしています。)
次に「Ledger Manager」をクリックします。
PCに接続されたままの「Ledger Nano S」には「Allow Ledger manager?」の文字が現れていると思います。
確認できましたら、本体の右ボタンを押します。
※認識するのにしばらく時間がかかる場合があります。あまりにも時間がかかりすぎる時は一度閉じてからやり直してください。
PCに上の画面が表示されましたら、下にスクロールして「Ripple」のアイコンを確認します。
次に、右横の下向き矢印をクリックします。
「Ledger Nano S」本体に「Ripple」が現れたらOKです。
「Ledger Wallet Ripple」のインストール
次にPC側に「Ledger Wallet Ripple」をインストールします。
PC上で出金や入金の操作を行うアプリです。
では再び「Ledger Manager」の時と同じ、アプリインストールページに行きます。
▶ アプリインストールページ(Ledger Apps)はこちら
今度は、「Ledger Wallet Ripple」をクリックします。
次に、先ほどと同じ要領で「GET THE APP」から「DOWNLOAD」をクリックして、PCにアプリをダウンロードします。
インストールができたら「Ledger Wallet Ripple」を立ち上げます。
次に「Ledger Nano S」本体に戻り「Ripple」を表示させたら、両方のボタンを同時に押します。
※上手くいかない場合は、一度本体を「Quit app」で両方のボタンを押してから、再び「Ripple」を選択します。
上の表示になりましたか?これで「Ledger Nano S」にリップル(XRP)の出金や入金を操作できる様になりました。
「Ledger Nano S」公式日本正規代理店サイトはこちら